西洋梨のこだわり

世界に1つしかない西洋梨を…

このたびは当園ホームページにおこしいただきありがとうございます。
当園では現在、40種類の品種の西洋梨を栽培していますが、西洋梨は私にとって生きがいとも言えるものかも知れません。
現在も西洋梨研究会の仲間や山形大学の助教授とともに日々研究を続けております。
目標は、世界に1つしか無い西洋梨を作り当園のオリジナルとして販売することです。
珍しい品種の数は限られておりますが、おいでいただいた際にはぜひおたずねください。

会長 佐藤和美

● 世の中にはいい品種がいっぱいある。 わたしの果物園で実る西洋ナシたち。

25年ほど前 西洋ナシに興味をもち品種を集めはじめた。しかし契約上栽培できない品種があることを知る。
それならば自分で新しい品種をつくるしかない。気に入った品種をあつめ試行錯誤の日々がはじまった。
はじめは大変なことばかり。西洋ナシはバラ科でとげがいっぱいである。そのとげで傷だらけになりながら
まさに「傷だらけの人生」とはこのことか・・!と思いながら洋ナシづくりに挑戦しつづけてきた。
わたしの果物園に実るめずらしい西洋梨の一部を紹介します。

● 月味

私が作った自慢の西洋梨・世界にひとつしかないオリジナル品種 「月味(つきみ)」
仲秋の名月のころ収穫できるこの洋ナシを「月味」と名づけました。

「わたしがつくった世界にひとつ、新しい品種」

仲秋を迎え 稲刈りも一段落し田んぼも役目を終えて静まりかえるころ
月に感謝する月見の儀式がおこなわれる。わたしが幼かったころ家でだんごや果物をお供えし月に感謝した。
収穫に感謝する日本古来の儀式を後世に残したいという気持ちを持ち続けていた。そんなとき偶然にも
仲秋の名月のころに収穫となる洋ナシ品種を発見した。2005年に品種登録を申請。
「月味」は日本で はじめて民間人がつくりだした洋ナシとなった。

「他の西洋梨と時期がずれる。食べごろがわかりやすい。」

月味の最大の特徴は収穫が9月下旬で 食べごろ期が10月中旬と多くの西洋ナシと可食期がずれる点だ。
端境期に出せることが特徴のひとつである。形は洋ナシ型ではなく不正円形で丸い。重量は平均400g位で大きめ。
味と舌ざわりの特徴はジューシーでなめらか、メルティングな果肉である。香りはラ・フランスに似ている。
ラ・フランスより強いかもしれない。糖度は食べごろ時期で15~16度と高く酸度はPh3.8~4.0と低い。
また 追熟したときの果皮の色は黄色っぽく変化し 食べごろがわかりやすいのも月味の特徴だ。

2008年10月31日~11月1日山形県 「秋のやまがた厨房プロジェクト」企画で情報交換がおこなわれました。
農業と食産業の活性化、食と観光のリンクを目的として料理と観光のプロたちが県内の食材を視察に。
果物園をみていだいたあとラ・フランスをはじめとする西洋梨について説明をし試食いただきました。(2008年秋)

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